はてなダイアリーからはてなブログに移行して3週間。だいたい良かったこと、良くなかったことわかってきたのでまとめておきます。引き継ぎのプロセス自体が素晴らしかったのは、このエントリーで書いたとおりです。
全体的なサーバのパフォーマンスが大幅向上。はてなダイアリーだとAdsenseのパフォーマンススコアでも☆一つだったことがザラだったけど、はてなブログでは☆4つくらいになった。たぶん、ソーシャルメディアのパーツとか全て外せば☆5つになるのではないかと思う。
はてなブログで専用iPhoneアプリでアクセス数とかブックマーク数や簡単な記事の作成ができるのが地味に便利。さすがに記事とか全部をiPhoneアプリ側ではかかないけど、気軽に旅行中とかから軽い記事とか現地レポートの更新ができるのでは。ただし、はてぶブログアプリでいくつか完成度が低いところがあったので、そこは今後の更新に期待。具体的にはアクセス解析のページが機能不足、かつアクセス数の確認にも中途半端な印象。すくなくともはてなブログの設定画面で確認できるアクセス解析の結果は全て見れるようにするべきだと思う。
編集方法ははてな記法からMarkdownに切り替えてますが、このはてなブログのMarkdownははてな記法の書き方も一部認識してくれる素敵仕様なので大変気に入っています。具体的には、
[URL:title]
の記法が動いてくれるのが大変便利。タイトル名調べるのだるいので。あと、編集画面におけるイメージとかリンクとかの貼り付け機能が異常に充実しています。これ目当てで画像系の人ははてなブログを選んでもいいくらい。記事上、記事下をいじることができるので、ソーシャルボタンや広告配置の自由度が高い。特に記事上、記事下の広告はスマートフォン側にも適用されるので、はてなダイアリーの一番の問題だったスマートフォンレイアウトをいじることができないという問題がかなり緩和されている。なお、広告表示はスマートフォンのアクセスを判断してJavaScriptで表示切り替えるより、最近登場したレスポンシブ広告ユニットを利用するのが便利。表示幅を判断して、適切な広告を配信してくれます。なお、記事上に広告入れる場合は、「スポンサードリンク」とか「広告」のラベルいれないといけないので、ご注意。
サードパーティのJavaScriptも動くので、いろいろなウィジェットを貼り付けることが可能。あと、最近headへの記述追加も解禁されたので、JavaScriptやメタタグの記述の自由度も格段に高まった。
予期していた通り、Googleからの検索流入は大幅に減少した。だいたい10分の1以下になっていると思う。リダイレクトでページが移動したことの反映にはそこそこ時間がかかると言われているけど、ここからどのくらい回復するのかは要経過観察。移行した人はGoogle ウェブマスターツールできちんと検索流入をWatchするのをおすすめ。移行したらすぐにはてなブログにGoogle ウェブマスターツールの設定を行いましょう。
全体的にスマートフォン向けのレイアウトとか、JavaScriptとか、はてなダイアリーでやりたかったことがほぼ全てできるようになっているので、移行自体はおすすめ。ただ、Googleの検索流入がアクセスの多くを占めるタイプのブログは結構検索流入がもどるまで厳しいかも、という印象。こればっかりはGoogle様のご機嫌次第なのですが。