4月にシンガポール旅行行く予定であることはこの前書きましたが、せっかく高城剛のメルマガ購読しているので、どこに行くべきか質問してみました。
子連れの場合の情報はかなり仕入れたので、個人でぶらつくケースの質問です。高城剛のメルマガは個人のブログへの転載は自由ということで、質問といただいた回答を掲載します。
▽Q.16▼▽
今年4月に妻と3歳の子供とシンガポールに3泊4日で遊びにいきます。現地の知り合いと食事したりとそれなりに予定も埋まってきているのですが、久しぶりの海外旅行ということもあり、一人で町をぶらつく時間を設けたいと考えています。そこで、いまシンガポールで散歩するのに一番おもしろい地域をおしえていただけないでしょうか?IT、美術、料理なんでも興味があるので、一番盛り上がっている地域を教えていただければ、そこでなにかしら得るものがあるのではないか、とおもっています。よろしくお願いします。
【 A 】
これはご趣味にもよるところで、深夜に訪れるインド系ディスカウントスーパー「ムスタファセンター」などが面白いんでしょうが(一般的には「マリーナベイサンズ」なんでしょうが)、面白い、面白くないとは極めて主観的であり、それまでの人生経験などにもよるところで、できれば「予習」をすることによって、街の面白さは格段に変わるものだと思います。そこで、シンガポールに訪ねる前に、是非リー・クアン・ユーの本をお読みになるといいでしょう。今日、多くの方がイメージしていらっしゃっるシンガポールは、リー・クアン・ユーによって作られたものです。シンガポールが面白いのはリー・クアン・ユーが面白いからで、渡航前に回顧録をお読みになるか、入手しづらいのでしたら新刊「世界を語る」でも構いません。なにしろ、淡路島程度の国土しかない場所を、世界に冠たる都市国家に育てた人物ですので、面白くないわけがありません。客家、ヒンドゥー、マレーなど多国籍な人々を取りまとめ、そしてその混ざったなかから生まれるパワーがシンガポールの魅力だとわかると思います。街は表面的には綺麗でも、まだまだご家族や日本人一人では踏み込めない場所も多くあります。実はドロドロとした混沌こそが、シンガポールの本当の魅力だと思いますね。
なるほど、歴史的観点から待ちをぶらつくのはたしかにおもしろいかも、ということで早速以下の本をKindleで購入。結構レビューも良いので楽しみです。