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MacBook Air(Early 2014)のSSDの性能低下のレポートが気になった

MacBook Air使いとしては、その性能の推移は常々気になっているのですが、MacBook Air(Early 2014)で気になったレポートがありました。

4つ目は、内蔵SSDの読み書き性能を「Blackmagic Disk Speed Test」で計測(外部サイト)。ここでは容量5GBのファイルの連続読み書きをテストしました。

こちらは旧モデルのほうが高速という結果に。新モデルは旧モデルを100%とすると、書き込みで78%、読み出しで95%の性能です。

読み出し性能95%はそこまで気にならなかったけど、書き込み性能が78%というのはかなり気になりました。というのも、CPUもメモリもそこまで性能の差異の要因になりにくい昨今、現在のMBAが快適な理由は、PCI Express直結でSSD性能が爆速ということにあるので。

というわけで、ちょっと調べたところMacworldのベンチマークが一番詳しそうです。

これを見る限り、低いほどよい結果のストレージテストでも、以下のとおり。

Mac model Copy Zip Unzip
11" MacBook Air/1.4GHz (128GB, Early 2014) 53.9 517.0 127.1
13" MacBook Air/1.4GHz (256GB, Early 2014) 38.6 406.0 86.2
11" MacBook Air/1.3GHz (256GB, Mid 2013) 28.0 370.8 43.5
13" MacBook Air/1.3GHz (128GB, Mid 2013) 34.8 367.8 46.6

Interestingly, the new MacBook Air turned in slower test results than the mid-2013 MacBook Air in our storage performance tests. (The mid-2013 MacBook Airs we have on hand are an 11-inch 1.3GHz model with 256GB of flash storage and a 13-inch 1.3GHz model with 128GB of storage.) Copying 6GB of files and folders took 28 seconds on last year’s 11-inch MacBook Air, but took nearly twice as long (54 seconds) on this year’s 11-inch model. With solid-state storage, lower capacity drives are often slower performers, and last year’s 11-inch had the higher capacity 256GB of flash. However, the new 11-inch model was also slower than last year’s 13-inch model with 128GB of flash storage.

ただ、Macworldの他のレポートを見ると、CPUの作業を伴うアプリケーションの統合テストでは、軒並みパフォーマンスはCPUが少し高速になった分、良好のようなので実際の感覚としてはわからないかもしれませんが、コンパイルとかの作業を行う人はリンクの時とかに作業時間としては、SSDの性能劣化が気になるかもしれません。

通常用途では問題なさそうですが、SSD性能が影響を与える開発系用途の人は、購入する時に気にしたほうがよいかと思います。