今回のBRUTUSは育児特集でしたので、早速購入。読んでみました。
今回の育児特集の切り口、かなり良いと思いました。まず、育児特集にありがちな今良いと思われているやり方を押し付けるのではなく、いろんな人が自分が採用しているテクニックを一つだけ紹介している切り口の特集が秀逸でした。そもそも、子育てはよく寝る子もいればあまり食べない子もいたりして、型どおりには全くすすまないもの。なので、なにか統一的な方法論というのは存在せずに、自分の家族の働き方や子供の性格や特性、そんなことを意識しながら試行錯誤して考えていくものだと思います。
そういう考え方している僕にとっては、今回のような一人ひとり一つだけテクニックを紹介しているような特集は非常に都合が良い。その中でもすぐに採用した特集を一つだけ紹介。それは、格闘家の宇野薫さんが採用している子供へのiPadの使わせ方。方法は簡単。30分という決められた時間のタイマーをきちんと用意して、そのタイマーが終わりだよ、というのを約束して使わせるだけ。いままでも、30分という約束をして使わせていたのですが、子供としてはイマイチ30分という概念が理解できてないので、やめてと言っても納得できないことが多く、ぐずりがちでした。でも以下のタイマーを買って、一緒に時間をセットして、鳴ったら終わりだよ、という約束をして使わせたら、自分でもすごく納得できるようになったみたいで、すんなり辞めてくれるようになりました。
iPadを使うのは構わないのだけど、そればっかりやっているのは問題なので、この方法は採用してすごくよかったな、と思います。
他にも真鍋大度さんなどの多種多様な人が「自分はこうやって育てられた」ということを語っていたり、みんな大好きEテレの「デザインあ」や「みいつけた!」のディレクターのインタビューがあったりと、読み応えのある特集が多く、今回の育児特集はかなり買いな感じです。