AERAの新年号が秋元康編集責任だったのですが、大島優子と秋元康の対談があると聞いて購入。過去のGQでも書きましたが、単純に秋元康とAKBメンバーの対談っておもしろいことが多くて、チェックしてるんです。
秋元康と大島優子の対談も結構面白かったのですが、それよりもダントツでおもしろかったのが、これ。
人生
リリー・フランキー×AERA記者 出張人生相談
悩める婚活、セックスレス、孤高の飢餓男子…リリーの金言で目覚める部員、運気もアゲアゲ!!
リリー・フランキーの出張人生相談。付き合っていた彼氏にAVを見せられて男性と付き合えなくなった独身女性、自分よりもスペックの高い女が他の男に取られることでしか欲情しない男性、小1の息子に夫婦の営みを見られてしまった既婚女性、性欲減衰気味の管理職と、よくここまでの人材をAERA編集部からもってきたな、というくらいのメンバー。リリー・フランキーの人生相談も大変おもしろくて、北方謙三の試みの地平線の「小僧、ソープにいけ!」はあまりにも人生相談の文句として有名ですが、リリー・フランキーの人生相談芸も完全に完成の域に達してますね。悩みに同調せず、原因を面白おかしく断定して、ガツンと解決策を言う。おもしろい人生相談、久しぶりに読みました。たとえば、3回デートしないとエッチさせないと言っている女子に対してこの一言。
3回目じゃないとセックスさせられないとか、アエラ病の典型症状。欲求不満な女が欲求不満な女に向けて作っていて、解消する努力もなく人のせいにするために理論構築している雑誌だって読書はみんな気づいています。
なんだ、「アエラ病」って 笑 しかも、説得力ありまくりです。もともとプレイボーイでやっている人気の人生相談の出張特集のようなのですが、読んでいて爆笑しました。本にもなっているみたいです。